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矯正歯科 2021/01/26

矯正歯科治療が高額な理由と費用の内訳を解説

歯の矯正は、通常の歯科治療と比較すると高額な費用がかかります。一般的には、100万円前後の治療費が発生することから、なぜそのように高額になるのか不思議に思っている人もいることでしょう。ここではそんな矯正歯科治療が高額な理由と費用の内訳をわかりやすく解説します。

矯正歯科治療が高い理由は保険適用外だから

矯正歯科治療の費用が高くなる主な理由としては、保険が適用されない点が挙げられます。歯並びを整える治療は、原則として保険適用外なので、患者さんは10割負担となります。
また、矯正装置に使用する装置がそもそも高い、施術に高度な技術を要する、通院回数が多い、などの理由も含まれます。

ちなみに、極めて限られた症例ですが、矯正歯科治療でも保険が適用される場合があります。それは先天的な病気による歯並び・咬み合わせの異常が認められるケースです。歯並びの乱れをそのまま放置すると、深刻な発育異常などをもたらす場合、矯正治療に保険が適用されることがあります。

2種類の支払い方法がある

矯正歯科の治療費の支払い方法は、以下に挙げる2種類があります。

トータルフィー型

トータルフィー型とは、総額制とも呼ばれる支払い方法で、その名の通り治療にかかる費用の総額を一度に支払います。支払うタイミングは、治療開始前となります。
トータルフィー型には、矯正装置の料金に加え、調整料や保定装置の費用なども含まれています。当初の計画よりも治療が長引いたとしても、追加で費用を支払う必要はありません。最初に支払ったお金で、治療を完了させることが可能です。
ただし、矯正中に発症した虫歯や歯周病の治療費等は含まれておらず、別途支払う必要があります。

処置別支払い型

処置別支払い型とは、矯正治療の各プロセスで費用を支払う方法です。具体的には、矯正装置を装着した時、毎月の調整時、保定装置の装着時などでその都度、治療費を支払う形となります。
一度に支払う金額が少なくなるのは、大きなメリットといえます。ただ、治療が長引いたり、追加の処置が必要となったりした場合は、結果として支払い総額が多くなることもあります。

矯正歯科治療のSTEP別費用の概要

矯正歯科治療のSTEPごとにかかる費用は以下の通りです。

初診相談・カウンセリング

歯並びの悩みについて相談する場です。初診相談やカウンセリングなど、いろいろな名称で受け付けていますが、あくまで相談なので、すぐに治療を開始しなければならないわけではありません。
矯正治療に関する疑問や不安などのここでできる限り解消しておきましょう。カウンセリングを無料で行っている歯科医院は意外に多いです。
・治療費の目安
無料~5,000円

検査・診断

歯並びや骨格、顔貌を分析するために、さまざまな検査を実施します。検査結果を元に診断が下されます。
・治療費の目安
10,000~60,000円

矯正前治療

事前の検査で虫歯や歯周病などが見つかった場合は、それらの治療を優先して行います。お口の中に異常がある状態で矯正を開始すると、さまざまなトラブルが予想されるため、矯正前治療はしっかり完結させる必要があります。
・治療費の目安
数千~数万円(ケースによって大きく変動)

矯正治療

マルチブラケットやマウスピース型矯正装置を装着して、歯並びの乱れを整える治療です。矯正治療のメインとなるステップです。
歯並びの状態や選択した矯正法によって、治療費も大きく変わります。ここでは、奥歯も含めた歯列全体を矯正するケースの費用の目安をご紹介します。
・治療費の目安
600,000~1,500,000円

保定

矯正装置による歯の移動後、後戻りを防止するための処置です。リテーナーと呼ばれる保定装置を装着することで、歯並びを固定します。
・治療費の目安
無料~50,000円程度

定期メンテナンス

矯正期間中は、ワイヤーの調整などが必要となります。保定期間中もメンテナンスが必要で、その都度、少額ではありますが費用が発生します。一般的には「調整料」や「保定観察料」と呼ばれるものです。
・治療費の目安
無料~5,000円程度(1回)

矯正歯科治療・装置別費用

矯正歯科治療の費用は、装置の種類によって大きく変わります。

全顎矯正

全顎矯正とは、その名の通り上下の歯列すべてに矯正装置を適応させる治療法です。

■表側矯正
ワイヤーとブラケットを歯列の表側に設置する矯正法です。白くコーティングされたホワイトワイヤーやセラミック製の審美ブラケットを選択すると、費用は高くなります。
・治療費の目安
700,000~1,200,000円

■裏側矯正
歯列の裏側にワイヤーやブラケットを装着する矯正法です。既製の装置を使うか、オーダーメイドで製作するかによって費用は大きく変わります。
・治療費の目安
1,000,000~1,600,000円

■ハーフリンガル
ハーフリンガルとは、上の歯を表側装置、下の歯を裏側装置で矯正する方法です。最も目立ちやすい上顎前歯部の表側に装置が設置されないため、矯正中であることに気付かれにくいです。
・治療費の目安
1,000,000~1,200,000円

■マウスピース矯正
マウスピース型の矯正装置を用いた方法です。装置が目立ちにくく、治療に伴う痛みも比較的少ないです。歯並びの乱れの程度によって、治療費も変動します。
・治療費の目安
700,000~1,000,000円

部分矯正

歯列の一部分だけを矯正する方法です。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。

■前歯のみのワイヤー矯正
前歯部のみワイヤー矯正で治す方法です。ちょっとした出っ歯などが気になる人におすすめの治療法です。症例によって費用も大きく変わります。
・治療費の目安
200,000~500,000円

■マウスピース矯正
マウスピースを用いた部分矯正です。主に前歯部の矯正に適応されます。
・治療費の目安
400,000~500,000円

片顎矯正

片顎矯正とは、片側の顎、つまり上顎か下顎どちらかの矯正を行う治療です。

■表側矯正
片側の顎に表側矯正を行く方法です。
・治療費の目安
400,000~500,000円

■裏側矯正
片側の顎に裏側矯正を行う方法です。
・治療費の目安
600,000~800,000円

■マウスピース矯正
片側の顎にマウスピース矯正を行う方法です。
・治療費の目安
600,000円程度

小児矯正

小児矯正は、一般的な成人矯正とは大きく異なります。使用する装置も多様であることから、ケースによって治療費も異なります。
・治療費の目安
300,000~600,000円

デンタルローンの活用

矯正治療は、高額な費用がネックとなりやすいですが、デンタルローンを活用することで、負担を軽減できます。

デンタルローンとは?

デンタルローンとは、歯科治療専門の立替払いサービスです。一般的なカードローンと同じように、毎月少しずつ返済していくことが可能です。

利用できる人

20歳以上で、安定した収入があれば、基本的に誰でも申し込むことができます。対象となる治療は、矯正歯科や審美歯科といった保険外診療です。

▶デンタルローンガイドの詳細を知りたい方は「デンタルローンガイド~インプラント・矯正歯科治療費用を分割払いできる~」の記事をご確認ください。

矯正歯科治療は医療費控除の対象

矯正歯科治療の費用負担を抑えるのであれば、医療費控除の申告も忘れてはいけません。

医療費控除とは

医療費控除とは、1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円を超えた場合に、一定の金額が戻ってくる制度です。

医療費控除の対象

矯正歯科治療では、以下の費用が医療費控除の対象となります。
・矯正の治療費
・処方された薬剤の費用
・通院のための交通費
・デンタルローン

医療費控除の申告時のポイント

矯正歯科治療で医療費控除を申告する場合は、以下の点に注意しましょう。
・確定申告する必要がある
・家族全員分の医療費を合算する
・過去5年まで遡って申告できる

▶医療費控除の対象や計算方法を知りたい方は「インプラント・矯正歯科治療は医療費控除の対象~確定申告を忘れずに~」の記事をご確認ください。

まとめ

このように、矯正歯科治療には高額な費用が発生しますが、それには明確な理由があるからです。
そのため、治療費が極端に安い、あるいは高い場合は注意が必要といえますので、費用の内訳等をしっかり説明してもらうようにしましょう。いずれにせよまずは、矯正歯科に相談することから始めましょう。
デンタルローンを組んだり、医療費控除を申告したりすることで、費用負担を軽くすることも可能です。

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■他の矯正歯科のコラム:https://teech.jp/column/kyoseishika
■矯正歯科の歯科医師インタビュー:https://teech.jp/interview/kyoseishika-interview
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(このコラムは歯科医師によって執筆・監修されています)
【コラム執筆歯科医師の紹介】
運営サイト:「みんなの歯学」https://minna-shigaku.com
長崎大学歯学部歯学科卒業

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