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インプラント治療 2025/11/18

インプラントができない人の8つの特徴!受けられない場合の対処法も

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インプラントは、歯を失った際の治療法として多くの方に選ばれていますが、すべての人が受けられるわけではありません。体の状態や生活習慣、口腔環境などによっては、治療を断られるケースもあります。

この記事では、インプラントができない人の特徴を8つ紹介します。また、治療が難しいと判断された場合の対処法も紹介しますので「自分はインプラントができるのか不安」という方も、ぜひ最後までご覧ください。

インプラント治療ができない人の特徴

インプラント治療はあごの骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。そのため、一定の身体条件や生活習慣が整っていない場合には、手術や治療後の安定性に支障をきたす恐れがあります。

ここでは、インプラント治療が難しいとされる人の8つの特徴について、それぞれ詳しく解説していきます。自身の状況に当てはまる点がないかを確認しながらご覧ください。

未成年

未成年(18歳未満)の方は、基本的にインプラント治療を受けられない場合があります。理由は、あごの骨の成長がまだ完全に終わっていない可能性があるためです。

インプラントはあごの骨に直接人工の歯根を埋め込む治療のため、成長途中の骨に行うと、後から骨の位置や形が変化し、埋め込んだインプラントがずれたり、噛み合わせのバランスが崩れたりすることがあります。

ただし、骨の成長には個人差があるため、成長の完了時期は歯科医師がレントゲンなどで確認して判断します。未成年のうちに歯を失った場合は、仮歯や入れ歯などで一時的に補い、骨の成長が安定した後にインプラント治療を検討するのが一般的です。

 

妊娠している

妊娠中の方もインプラント治療を避けるべきとされています。インプラント手術は局所麻酔で行われるため、母体や胎児への直接的なリスクは少ないものの、治療の過程ではレントゲン撮影や投薬、ストレスのかかる処置が必要になるため、妊娠中の体に大きな負担を与える可能性があります。

特に妊娠初期や後期はホルモンバランスが不安定で、歯周病や炎症が起こりやすい時期でもあるため、インプラントがうまく定着しないリスクもあります。また、治療中に体調が急変するリスクも否定できません。

妊娠中はインプラント治療を控え、出産後に体調が落ち着いてから検討することが推奨されています。

歯並び・噛み合わせが悪い

歯並びや噛み合わせが悪い場合、インプラント治療を受けるのが難しくなることがあります。インプラントは、正しい位置に適切な角度で埋入することで長期的に安定した機能を果たします。

噛み合わせが乱れているとインプラントに過度な負担がかかり、人工歯やインプラント体が破損したり骨との結合が不安定になったりするリスクが高くなります。

また、隣接する歯との距離が不十分であったり、咬合圧が強すぎたりする場合には、インプラントの設置自体が難しいケースもあります。

そのため、事前に矯正治療などで歯並びや噛み合わせを整えてからインプラント治療を受けるようにしましょう。

重度の虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある場合も、原則としてインプラント治療は行えません。特に歯周病は、歯を支える骨や歯茎に炎症が起きる病気であり、インプラント治療にとって非常に大きなリスク要因となります。

重度の場合、あごの骨が溶けているケースも多く、インプラントを固定するための十分な骨がない状態になっていることが少なくありません。

また、口腔内に炎症が残っているとインプラントを埋入した部分が感染しやすく、せっかく埋め込んでも脱落する可能性があります。

そのため、まずは虫歯や歯周病を治療し、口腔内の衛生状態を改善してからインプラント治療に進む必要があります。

糖尿病や腎臓の病気を抱えている

糖尿病や腎臓病などの持病を抱えている方は、インプラント治療において注意が必要です。特に糖尿病の場合、血糖コントロールが不十分だと傷の治りが悪くなり、感染症のリスクが高まることが知られています。

また、腎臓病の方は、薬剤の制限や全身状態への配慮が必要です。特に、人工透析を受けている場合には、治療日程や服用中の薬との兼ね合いも考慮することが望ましいです。

これらの持病がある場合でも、病状が安定しており主治医との連携が取れているケースでは、インプラント治療が可能なこともあります。事前に歯科医師と内科医の両方に相談し、慎重に治療計画を立てましょう。

骨量が少ない

インプラント治療では人工歯根をあごの骨に埋め込むため、十分な骨量が必要です。骨の高さや幅が不足している場合、インプラントをしっかり固定できず、治療が難しくなることがあります

特に、歯を失ってから長期間放置した場合や歯周病の進行によって骨が吸収されているケースでは、骨量が著しく減っていることがあります。

骨が少ない状態で無理にインプラント治療を行うと、インプラント体が安定せず脱落したり、周囲の骨と結合しにくくなったりする可能性があります。

近年では、骨造成と呼ばれる骨を増やしてからインプラントを行う治療も普及しています。骨量不足と診断されても、すぐに諦める必要はありません。歯科医師と相談し、必要な処置を受けることで治療の選択肢が広がります。

喫煙習慣がある

喫煙は、インプラント治療におけるリスク要因の1つとされています。たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させるため、インプラント手術後の傷の治癒を妨げる原因になります。

さらに、免疫力の低下や細菌の繁殖を助長することで、インプラント周囲炎などの感染症リスクも高まります。

インプラント治療では人工歯根が骨としっかり結合する過程が成功の鍵となりますが、喫煙者はこの結合がうまくいかず、インプラントが脱落する確率が高くなると報告されています。

これらの理由から、多くの歯科医院ではインプラント治療前後の禁煙を強く勧めています。インプラント治療を希望する場合は、少なくとも術前数週間〜術後1〜2か月の禁煙が望ましく、可能であればこれを機に禁煙を目指すことが理想的です。

継続してメンテナンスを受けられない

インプラント治療は、手術が成功したからといってすぐに終わるわけではありません。長期的に快適な状態を維持するためには、定期的なメンテナンスと日々のセルフケアが不可欠です。

継続的な通院が難しい場合、インプラントの寿命が短くなる可能性があります。

特に注意が必要なのが、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎は天然歯の歯周病に似た病気で、インプラントの周囲に炎症が起き、進行すると骨が吸収されて最終的にインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。

インプラント周囲炎を予防・早期発見するには、定期的な検診とクリーニングが重要です。仕事や家庭の都合で通院が難しい方、引越しや長期出張が多い方などは、インプラント治療の前に医師と相談しておきましょう。

インプラントが受けられない場合の対処法

インプラントが難しいと診断されたからといって、必ずしも諦める必要はありません。近年では、骨を再生する手術や代替となる補綴治療も充実してきており、それぞれの状況に応じた選択が可能です。

ここでは、インプラント治療が受けられないと判断された場合に考えられる2つの対処法をご紹介します。どの選択肢にもメリット・デメリットがあるため、治療の目的や生活スタイルを踏まえて判断することが大切です。

骨造成手術を受ける

あごの骨が足りないことが原因でインプラント治療ができないと診断された場合、骨造成手術が検討されます。骨造成手術とは、人工骨や自家骨(自分の骨)を移植して、骨の再生を促す治療法です。

代表的な方法として「GBR法(骨再生誘導法)」や「サイナスリフト(上顎洞挙上術)」などがあり、治療部位や骨の不足量に合わせて術式が選ばれます。

骨造成には数か月の治癒期間が必要であり、全体的な治療期間が延びるデメリットはあるものの、インプラント治療の選択肢を広げられる大きな利点があります。

骨が少ないからといってすぐにインプラント治療を諦めるのではなく、骨造成を含めた包括的な治療計画を立てることで、理想的な口腔環境を実現する可能性が高まります。

ただし、骨造成は専門的な技術を要するため、経験豊富な歯科医師に相談することが重要です。

入れ歯やブリッジを検討する

インプラントが難しい場合の代替手段として、入れ歯ブリッジといった補綴治療が検討されることがあります。これらの方法は外科手術を伴わないため、持病を抱えている方や高齢の方、骨量が不足している方でも受けられる治療法です。

部分入れ歯は、取り外しが可能で複数の歯を一度に補うことができ、費用面でも比負担が軽いというメリットがあります。一方、ブリッジは両隣の健康な歯を削って橋渡しのように人工歯を固定する方法で、固定式で違和感が少なく、見た目にも自然です。

ただし、これらの治療にはそれぞれデメリットもあります。入れ歯は装着時の違和感や外れやすさ、ブリッジは健康な歯への負担が増えるといったデメリットがあるため、自分のライフスタイルや口腔内の状態に応じて選択する必要があります。

どの治療にも、それぞれにメリットと注意点があります。状況や希望によって最適な選択肢は異なるため、歯科医師と十分に相談して判断することが大切です。

まとめ

インプラント治療は、見た目の自然さや機能性の高さから多くの人に支持されている治療法ですが、誰でも受けられるわけではありません。未成年や妊娠中の方、歯周病や全身疾患を抱えている方、骨量不足や喫煙習慣がある方など、いくつかの条件によっては治療が制限されることがあります。

また、インプラントは治療後のメンテナンスも重要であり、継続的な通院が難しい方も注意が必要です。

しかし、これらの条件に当てはまる場合でも、骨造成手術によって骨を増やしたり、入れ歯やブリッジなどで失った歯の機能を十分に補ったりすることは可能です。

大切なのは、自分の口腔内や体の状態を正しく把握し、歯科医師と十分に相談して治療法を選ぶことです。将来の健康と生活の質を守るためにも、早めに行動を起こしましょう。

※本記事の内容は一般的な情報をもとにしたものであり、個々の症状や体調により適応は異なります。実際の治療可否や方法については、担当の歯科医師にご相談ください。

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