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神経の治療(根管治療) 2020/04/08

歯の神経の治療は保険外治療(自由診療)が良いの?

根幹治療

重症化した虫歯では、歯の神経の治療が必要となります。専門的には「根管治療(こんかんちりょう)」と呼ばれるものです。この根管治療は、通常の虫歯治療よりも難しい点が多く、保険外治療の方が良いといわれることが多いです。ここではそんな根管治療を自由診療で受けるべき理由をわかりやすく解説します。

▼保険診療の根管治療は再発率が高い?

根管治療を保険診療で行ったケースでは、「再発率が50%に達する」という話があります。もちろんこれは、一般の歯科医院で根管治療を行った治療の話なのですが、この数値を聞いて納得される歯科医師も非常に多いことでしょう。なぜなら、根管治療というのは難しい処置と言われているからです。患者さんからすると、再発率がそこまで高くなる理由がわからないですよね。それは根管治療が「盲目的な処置」にならざるを得ないからです。

▼根管は肉眼で確認できない組織

 

根幹治療(汚染された歯髄の除去)

写真などで確認するとわかりますが、根管を肉眼で覗くと真っ暗で何も見えません。しかも細くて入り組んだ構造なので、器具なども操作しにくく、汚染物質などを取り残す確率も高くなっています。そこで有用なのが自由診療で使用できる「マイクロスコープ」です。マイクロスコープなら肉眼の視野を最大で20倍まで拡大できるので、治療の精度も格段に向上します。

▼時間をかけて丁寧に処置することが大切

根管内はとても傷つきやすい構造であるため、時間をかけて丁寧に処置することが大切です。保険診療では十分な時間を確保できず、処置が荒くなりがちです。その結果、根管内を傷つけたり、汚染物質の取り残しが生じたりすることで、病気の再発を起こします。自由診療であれば、時間に制限がありませんので、処置に伴うトラブルも大きく減少します。

▼根管治療にラバーダムは必須?

 

ラバーダムを使用した根管治療

根管治療は、根管内を「無菌的な状態」にすることが重要です。そのため処置の最中に唾液などが根管内に入り込むことは、絶対に避けなければならないのです。自由診療で使用できる「ラバーダム」ならそれが可能となりますが、保険診療では使用しないことが多いです。これもまた根管治療を自費で受けるべき理由のひとつといえます。
もちろん、保険診療で時間をかけ、マイクスコープを使用し、ラバーダムを使い治療を行ってくれる良心的な歯科医院もあります。

▼自由診療の方が結果的に安くなる?

自由診療を選択すると、自ずと1回あたりの治療費は増加します。けれども、長いスパンで考えると、医療費の抑制につながるともいえます。というのも、保険診療で中途半端な治療を受けると、再発のリスクも上昇します。その際、残された選択肢は「抜歯」のみになることも珍しくありません。そうしてインプラントや入れ歯を入れるくらいであれば、はじめから保険外でしっかりとした根管治療を受ける方が賢明であるといえます。生涯にかかる医療費を抑えられるだけではなく、かけがえのない天然歯を残すことにもつながります。

▼まとめ

このように、歯の神経の治療を自費で受けるメリットは非常に大きいです。もちろん、費用が高くなるというデメリットもあります。けれども、長期的な視野に立てば、生涯医療費を下げることにもなります。そうした点も踏まえた上で、治療法の選択を行うことが大切です。

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■他の根管治療のコラム:https://teech.jp/column/konkanchiryo
■根管治療の歯科医師インタビュー:https://teech.jp/interview/konkanchiryo-interview
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(このコラムは歯科医師によって執筆・監修されています)
【コラム執筆歯科医師の紹介】
運営サイト:「みんなの歯学」https://minna-shigaku.com
長崎大学歯学部歯学科卒業

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