brand
サイトの特徴・使い方 閲覧履歴 口コミ募集キャンペーン 会員登録 ログイン
トップ  -  コラム記事  -  歯磨きだけでは虫歯予防できない!?フロス・歯間ブラシの重要性について
予防治療 2020/02/29

歯磨きだけでは虫歯予防できない!?フロス・歯間ブラシの重要性について

予防歯科のための歯磨き

虫歯を予防する上で何より重要なのは、毎日の歯磨きです。正しい方法で歯を磨くことで、虫歯菌の温床となる歯垢や歯石が形成されにくくなるからです。けれども、虫歯をしっかりと予防するとなると、歯磨きだけでは不十分と言わざるを得ません。なぜなら、歯列の中には歯ブラシでは落とせない部位も存在しているからです。ここではそんな虫歯予防の効果を100%にまで引き上げるためのオーラルケア方法についてわかりやすく解説します。

▼歯ブラシだけの虫歯予防効果は6割程度?

 

予防歯科のためのフロス

歯ブラシによるブラッシングで落とせる汚れというのは、全体の67割程度でしかありません。歯ブラシは、歯の平らな部分における汚れの除去効果は極めて高いのですが、歯と歯の間や歯と歯茎の境目などにはあまり適していない清掃器具だからです。そこで有用なのがデンタルフロスや歯間ブラシです。

▼フロスで虫歯予防効果を10割まで高める

 

予防歯科のためのフロス
 

デンタルフロスや歯間ブラシというのは、文字通り「歯と歯の間」をお掃除するための器具です。歯と歯の間のわずかなすき間に挿入することで、そこに溜まった食べかすや汚れを取り除くことで、歯ブラシには期待できない清掃効果が得られます。普段、フロスを使っていない方は試しに一度、活用してみてください。歯間部には驚くほど多くの汚れが溜まっていることに気付かされますよ。それでも日本人でデンタルフロスや歯間ブラシを常用している人は、ほんの一部に限られるのです。

▼欧米では当たり前の習慣

予防歯科の先進国であるヨーロッパやアメリカでは、毎日のオーラルケアでデンタルフロスや歯間ブラシを使うことは当然となっています。そのため、虫歯や歯周病にかかる人は少なく、ほとんどの人が80歳で20本以上の歯を残せているのです。一方、私たち日本人には、そうした習慣は現状でも根付いてはいませんよね。その結果、虫歯や歯周病にかかる人の数は多く、80歳になっても半数近くの人が20本の歯を残せていないのです。

▼フロスを使う習慣を身に付けよう

  

予防歯科のためのフロス
 

虫歯菌に負けない強い歯を作り上げるのなら、歯ブラシによるブラッシングだけではなく、デンタルフロスによるフロッシングも併せて行うようにしましょう。そうした補助的清掃器具を使用する習慣が身に付けば、虫歯や歯周病で歯を失うこともなくなりますよ。

▼まとめ

このように、普段の歯磨きでデンタルフロスや歯間ブラシを活用すれば、虫歯予防効果も万全となります。これらの器具の扱い方については、一度歯医者さんに教わった方が効率的ですよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■他の予防歯科のコラム:https://teech.jp/column/yobotiryo
■予防歯科の歯科医師インタビュー:https://teech.jp/interview/yobotiryo-interview
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(このコラムは歯科医師によって執筆・監修されています)
【コラム執筆歯科医師の紹介】
運営サイト:「みんなの歯学」https://minna-shigaku.com
長崎大学歯学部歯学科卒業

この記事の関連コラム
1 / 3
予防歯科に通う頻度はどれくらい?3ヶ月・6ヶ月に1回?
予防治療
最近では、虫歯や歯周病予防を頑張る人が増えてきました。日本でも「予防歯科」の概念が広まりつつあるので
食事直後の歯磨きはNG⁉ 歯磨きの正しいタイミングと回数は?
予防治療
歯磨きは朝・昼・晩の食後と起床時の4回が、効果をあげる理想的な回数であることと、その理由について解説
虫歯を防ぐ「フッ素歯磨き」のメリットとは?
予防治療
いまや“虫歯予防の代名詞”といっても過言ではない「フッ素」。近年は市場で販売される歯磨き粉
元気な歯
予防治療
私たちは普段、お腹が痛くなったり、風邪をひいたりしなければ、お医者さんに行くことはありませんよね。そ
虫歯の予防方法とは。フッ素やキシリトールは効果的?
予防治療
今回は、大人の虫歯にスポットを当て、虫歯の発生要因やそのメカニズム、大人の虫歯の特徴、注意すべき点な
予防歯科にかかる治療費用の平均は?
予防治療
最近では、日本でも予防歯科の概念が広まりつつあります。実際、虫歯にかかる人は少なくなっており、予防の
予防歯科のメリットとケア方法
予防治療
「歯は“悪くなったら治す”」という考えは理にかなっているようにみえて、実は多くの矛盾を抱え
フッ素入りの歯磨き粉
予防治療
今現在、市販されている歯磨き粉の8割以上には、フッ素が入っていると言われています。実際、薬局やドラッ
歯磨きの理想の時間は? 長すぎる歯磨きは危険なことも
予防治療
「歯磨きはどのくらいの時間をかけるのがベストなのか」という疑問をお持ちの方に、理想的な歯磨きの時間や
正しい歯磨きの持ち方とは?歯磨きの方法から歯ブラシの選び方まで
予防治療
厚生労働省がおこなった歯科疾患実態調査では、歯ブラシの使用状況について95.6%の人が「毎日歯を磨く」、
1回にかける歯磨きの時間は何分が適切なの?
予防治療
むし歯や歯周病を予防するには、毎日の歯磨きが欠かせません。おそらく、ほとんどの人は朝と夜の2回は歯磨
食後30分以内に歯磨き
予防治療
虫歯や歯周病予防の基本といえば歯磨きですよね。誰しも小さい頃に習慣付くもので、今では無意識に行ってい
Feature Teechの特徴
1

あなたの「今の症状に合った」歯科医院が探せます

icons

歯科医院が広告掲載する際、得意な治療1つのみを選択し広告しています。これにより2つのメリットが得られます。

①あなたの今の症状に合った治療を1番得意とする歯科医院のみ検索できます。

②表示される歯科医院の数が絞られるため、今の症状に合った歯科医院を効率よく検索できます。

2

その歯科医院で「本当に治療した患者さんの口コミ」を掲載

icons

歯科検索サイトには、その歯科医院で治療を受けていない方の口コミが散見されますが、Teechへの口コミ投稿には、領収書の添付を必須としているため、本当にその歯科医院で治療した患者さんの口コミが掲載されています。また、口コミ点数・件数によって検索結果が上下しないため(標準検索した場合)、サクラの口コミ投稿の誘因を減らしています。

3

「プロが選ぶプロ」の歯科医院を探せます

icons

掲載している医院に3医院(自医院を除く)までオススメできる機能を付与することで、プロが選ぶプロの歯科医院を探せます。

4

「先生の人柄」が分かるご挨拶動画を設置

icons

外からは見えにくい歯科医院ですが、事前に先生の人柄が伝わるように、院長のご挨拶動画を掲載しております。

予防治療
得意歯医者今すぐ探す