名古屋市立大学病院（愛知県名古屋市瑞穂区）

【桜山駅から徒歩4分】【日本口腔外科学会指導医】高度な専門性と医科連携の名古屋市立大学病院

出典：名古屋市立大学病院

①クリニック外観②歯科口腔外科部長の渋谷恭之氏③模型

名古屋市立大学病院歯科口腔外科は、桜山駅から徒歩4分の場所に位置する高度専門医療機関です。渋谷恭之部長を筆頭とする専門医チームが口腔顎顔面領域の複雑な疾患に対応しており、地域の歯科医院からの紹介患者様を中心に診療を展開しています。同科の最大の特色は、顎顔面インプラント治療における卓越した専門性にあります。

日本顎顔面インプラント学会指導医と日本補綴歯科学会指導医による高度な治療体制により、骨量が不足している難症例でも骨造成技術を駆使した治療が可能です。一般歯科では対応困難な症例にも積極的に取り組み、一部は保険診療の適用となる点も患者様にとって大きなメリットです。

もう一つの強みは、大学病院ならではの医科歯科連携体制にあります。口腔癌治療や顎変形症手術において、関連診療科と緊密に協力することで安全性の高い治療を実現しています。全身疾患を持つ患者様に対しても、入院管理下での総合的なアプローチが可能です。最新の口腔外科学に基づいた診療と次世代専門医の育成を両立させることで、持続的に高水準の医療を提供し続ける基盤を構築しています。

口腔外科治療のこだわりポイント

先進的骨再生技術と医科連携で安全性の高いインプラント治療を提供

名古屋市立大学病院歯科口腔外科におけるインプラント治療は、一般的な歯科医院とは一線を画する高度な専門性が特徴です。骨の量が少ない症例でも、先進的な骨再生技術を応用することで対応可能としています。また全身疾患を有する患者様に対しても、大学病院の強みを活かした他科連携により安全なインプラント治療を提供しているのです。

治療計画は、低被曝型CTによる精密な診断とコンピューターシミュレーションに基づいて立案されます。これにより、手術の安全性と予測性が向上し、患者様の負担軽減につながっています。手術は症例に応じて日帰りから全身麻酔下での入院治療まで対応しており、個々の患者様の状態に合わせた選択が可能です。

インプラント埋入後は通常3〜4ヶ月で人工歯を装着しますが、状況によっては早期装着も検討されます。術後は専属歯科衛生士による口腔管理が行われ、長期的な維持管理にも力を注いでいます。一部の疾患では保険適用となる場合もあり、治療の選択肢として検討する価値があるでしょう。利点と欠点を理解した上で、担当医との十分な相談のもとに治療を進めることが重要です。

医院としての理念・方針

専門性と連携を活かした高度口腔外科医療と人材育成に尽力

・質の高い口腔外科医療の提供
口腔外科疾患は適切な診断と治療計画が重要です。名古屋市立大学病院歯科口腔外科では、高度な専門知識と先進的医療技術を駆使し、科学的根拠に基づいた質の高い医療を提供することを目指しています。

・医科歯科連携による安全な医療
口腔の健康は全身の健康と密接に関連しています。同科では院内の関連診療科と緊密に連携し、全身状態を考慮した安全な医療対応が可能です。多職種による総合的なアプローチにより、複雑な症例にも対応することができます。

・教育研修施設としての社会貢献
次世代の口腔外科医育成も重要な使命です。各種学会の認定研修施設として、歯科医師、歯科衛生士の教育や卒後研修に力を入れ、将来の口腔医療を担う人材育成に貢献しています。

集学的アプローチによる口腔がん治療

専門医による精密診断と関連診療科連携での包括的口腔がん治療を実践

名古屋市立大学病院歯科口腔外科における口腔腫瘍治療は、包括的かつ高度な専門性を持つ診療体制が特徴です。口腔がんは舌癌、歯肉癌、口底癌、頬粘膜癌、硬口蓋癌などに分類され、その約90％が扁平上皮癌となっています。同科には日本口腔腫瘍学会暫定口腔がん指導医が在籍し、専門的な診断と治療を提供しているのです。

診断においては、詳細な視診・触診に加え、画像診断や生検により正確な病態把握を行います。治療は外科的切除を中心としながらも、必要に応じて放射線治療や化学療法を組み合わせた集学的アプローチを採用しています。大学病院の強みを活かし、関連診療科との緊密な連携のもとで治療が進められているのです。

また術後の口腔機能回復にも力を入れており、顎顔面補綴や言語訓練などのリハビリテーションを含めた支援体制を整えています。口腔がん治療後の機能障害は患者様のQOL低下に直結するため、機能回復と維持は極めて重要な課題となっています。早期発見・早期治療により良好な予後が期待できる疾患であるため、口腔内に気になる病変がある場合には速やかに受診することが望ましいでしょう。

エビデンスに基づく顎関節症の保存的治療

精密診断と個別化された保存的アプローチで顎関節症状を緩和

名古屋市立大学病院歯科口腔外科における顎関節症治療は、科学的根拠に基づいた保存的アプローチを基本としています。顎関節症は口の開閉障害、関節痛、雑音など様々な症状を呈する疾患で、歯ぎしりや噛み締め、ストレスなど複合的な要因が関与していると考えられています。同科ではMRI検査などによる精密診断に基づき、個々の患者様に適した治療法を提案しているのです。

治療においては、不可逆的な処置は避け、まずカウンセリングを通じて悪習癖の改善を図ります。また消炎鎮痛剤の内服やスプリント療法（上下の歯の間に装着する樹脂プレート）など、症状に応じた保存的治療が選択されるでしょう。重症例では上顎関節腔洗浄療法などの専門的治療も行われています。

大学病院ならではの多角的な視点から、顎関節症と全身疾患との関連性も考慮した総合的な診療が実践されています。単に症状の緩和だけでなく、原因となる要素にもアプローチすることで、長期的な改善を目指しているのです。顎関節症は適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合症状の軽減が期待できる疾患と言えるでしょう。

自由診療のリスク・副作用、その他

自由診療について
患者様のさまざまなニーズに応えるために自由診療を提供しております。しかし、自由診療には健康保険適用外の治療が含まれるため、以下の点にご注意ください。

【リスクについて】
自由診療には、保険適用治療に比べて高度かつ専門的な治療が含まれる場合があります。これらの治療はより高い技術を要求されるため、一般的な治療よりもリスクが高まる可能性があります。

【副作用について】
すべての医療行為には副作用のリスクが伴います。自由診療の場合、使用する材料や治療方法が特殊な場合があるため、通常の治療とは異なる副作用が発生する可能性があります。

【費用について】
自由診療は健康保険の適用外であるため、保険診療と比較して高額になることがあります。治療前には必ず費用の詳細について説明を行い、ご同意をいただいてから治療を開始します。

【治療の選択について】
患者様の健康状態や希望に合わせて、最適な治療計画を提案します。自由診療は選択肢の一つであり、必ずしもすべての患者様に適しているわけではありません。

【その他の注意事項】
治療後のフォローアップやメンテナンスについても、自由診療の範囲内で行うことがあります。これには追加の費用が発生する場合があります。
患者様一人ひとりに合った治療を心がけております。自由診療を含むすべての治療オプションについて、十分な説明とともに、患者様のご理解とご同意を得ることを重視しています。ご不明な点やご心配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。

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受付時間

診療時間	日	月	火	水	木	金	土
08:30 ~ 11:00

休診日：土曜・日曜・祝日

アクセスマップ

基本情報

医院名	名古屋市立大学病院
所在地	〒467-8602 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
最寄駅	桜山駅 3番出口徒歩4分
診療内容	根管治療 / 口腔外科治療 / インプラント治療 / 顎関節症治療
医院ID	9307